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天体物理学:高速電波バーストにおけるサブ秒の周期性
Nature 607, 7918 doi: 10.1038/s41586-022-04841-8
高速電波バースト(FRB)は、数十億光年離れた場所でも確認できる、継続時間がミリ秒程度の電波閃光である。FRBの前駆天体の性質や放射機構は、天体物理学における未解決問題である。本論文では、多成分からなるFRB 20191221Aを検出し、その成分間に216.8(1) msの周期の分離を6.5σの有意性で特定したことを報告する。この放射源は、継続時間が長く(約3 s)、9個以上の成分によってパルス形状が形成されているため、FRBの種族から大きく外れたものである。このような短い周期性は、この事象が中性子星を起源としていることを示す強力な証拠となる。さらに今回の発見は、いくつかのモデルで予測されているように中性子星から遠く離れた所に位置する放射領域ではなく、そうした星の磁気圏から生じる放射を裏付けている。

