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がんの代謝:がん治療を強化するための食餌の変更

Nature 579, 7800 doi: 10.1038/s41586-020-2124-0

腫瘍の増殖や生存は、宿主から供給される栄養素に依存している。宿主の食餌の変更は、腫瘍微小環境において栄養素の利用可能性を変化させることができ、腫瘍増殖を抑制するための有望な戦略となり得る。食餌の変更は、腫瘍特異的な栄養要求を制限したり、腫瘍の代謝脆弱性を標的とする特定の栄養素を変化させたり、抗がん剤の細胞毒性を強化したりすることができる。最近の報告では、食餌中のいくつかの栄養素の変更によって、がん治療の奏効性が変化し得ることが示唆されている。本論文で我々は、この急速に拡大しつつある分野における最新の進展の一部について概説する。今回考察した一連の成果は、がんの研究および治療においては、患者の食習慣や栄養状態を考慮に入れる必要があることを示している。

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