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免疫学:自己増幅的なカテコールアミンのループの阻止はサイトカイン放出症候群を軽減する

Nature 564, 7735 doi: 10.1038/s41586-018-0774-y

サイトカイン放出症候群(CRS)は、がんや自己免疫疾患の治療に用いられるいくつかの新しい免疫療法で生じる生死に関わる合併症の1つである。今回我々は、マウスにおいて、心房性ナトリウム利尿ペプチドが、循環血中のカテコールアミンの濃度を低下させることによって、このような治療法により引き起こされるCRSから保護できることを報告する。カテコールアミンは、マクロファージ内の自己増幅ループを介して、腫瘍溶解性細菌やリポ多糖によって起こる免疫調節障害を調整することが分かった。チロシンヒドロキシラーゼを骨髄系細胞特異的に消失させると、この回路が抑制された。T細胞活性化治療薬によるサイトカイン放出の誘導も、カテコールアミンの急上昇を伴っており、カテコールアミン合成を抑制すると、in vitroとマウスでサイトカインの放出が低下した。メチロシンによりカテコールアミンを薬理学的に阻害すると、感染やさまざまな生物学的治療法(腫瘍溶解性細菌、T細胞標的抗体、CAR-T細胞など)によって引き起こされるCRSの致死的な合併症からマウスが保護された。我々の研究は、カテコールアミンがサイトカイン放出の必須構成要素の1つであり、その放出は治療応答を損なうことなく特異的な阻害剤によって調節できることを明らかにしている。

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