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免疫学:2種類の抗HIV-1抗体による併用療法でウイルス抑制が維持される

Nature 561, 7724 doi: 10.1038/s41586-018-0531-2

HIV-1感染者は、生涯にわたって抗レトロウイルス療法を続ける必要があるが、これは治療を中断すればウイルス血症を急速に再発するためである。今回我々は、共に強力な抗HIV-1広域中和モノクローナル抗体である3BNC117と10-1074を組み合わせて分析的な治療中断期に投与する、という併用療法の第1b相臨床試験について報告する。これらの抗HIV-1抗体は、HIV-1のエンベロープスパイク上の別々の部位を標的とする。被験者には、これら2種類の抗体を30 mg kg−1ずつ、治療中断から0週目、3週目、6週目に計3回静脈投与した。いずれの抗体投与でも忍容性は概して良好であった。抗体感受性の潜伏性ウイルスリザーバーを持つ9人の被験者では、ウイルス抑制効果が15週から30週以上(中央値21週)にわたって維持され、また、全ての被験者で、両抗体に対して抵抗性を持つウイルスは生じなかった。我々は、抗HIV-1モノクローナル抗体である3BNC117と10-1074の併用療法が、抗レトロウイルス療法の中断期間においても、抗体感受性のウイルスリザーバーを持つ患者において長期のウイルス抑制を維持できると結論する。

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