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天文学:グリッチ時のほ座パルサーの磁気圏の変化

Nature 556, 7700 doi: 10.1038/s41586-018-0001-x

パルサーが主に磁気双極子放射の形でエネルギーを失うにつれ、パルサーの自転は減速する。いくつかのパルサーでは、このスピンダウンが、グリッチとして知られる偶発的で急激なスピンアップ現象によって妨げられている。グリッチは、ピン止めされた渦の破局的な解放で、超流動体の外核と地殻の間での角運動量の交換をもたらすと仮定されている。これは、中性子星、およびそれと共回転する磁気圏の自転速度のわずかな変化として現われ、電波パルスの計時観測の急激な変化として示される。フラックス密度、偏光、グリッチの単一パルスの到達時間の時間分解能の高い計測によって、地殻の超流体の状態方程式、揚抗比、そして超流体と地殻との摩擦を記述するパラメーターが明らかになる可能性がある。グリッチ現象の発生は予測できないため、このような計測はこれまで不可能であった。本論文では、自転周波数が11.2 Hzの、ほ座パルサーのグリッチの単一パルスの電波観測について報告する。このグリッチは、3年にわたるパルサーの継続的な観測の間の2016年12月12日11時36分(世界標準時)に発見された。我々は、グリッチの現象と同時に生じたパルス形状の急激な変化を発見している。つまり、1つのパルスが著しく広く、次のパルスは検出されず(「ゼロ」信号)、その後の2つのパルスの直線偏光は予想外に小さかった。この一連の現象の後の2.6秒の間に、パルスが通常より遅れて到達しており、これは、グリッチが磁気圏に影響を及ぼしていることを示している。

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