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地球科学:白亜紀の地質学的証拠によって確証されたカオス的軌道変動理論

Nature 542, 7642 doi: 10.1038/nature21402

地球の軌道と自転ベクトルの変動は、日射と気候を支配する主要な要因であり、地質学的記録にそれらが見られることは古気候ダイナミクスの理解を根底から変え、地質学的時間スケールの正確さと精度を大いに向上させてきた。しかし、5000万年前より以前の惑星軌道の永年進化は極めて不確定なままであり、理論モデルから予測される太陽系のカオス的な力学的性質は、よく絞り込まれた(放射性同位体で較正され裏付けられた)地質学的データではまだ厳密に検証されていない。本論文では、現在は北米に位置する白亜紀の西部内陸盆地から得られた放射性同位体時間スケールと天文学的時間スケールを統合した結果を用いて、火星と地球の軌道間の相互作用に伴うカオス的共鳴遷移を示す地質学的証拠を提示する。この解析結果は、予測された太陽系のカオス的な力学的性質に確証を与え、日射の数値解を改善するための制約条件をもたらし、より正確で精度の高い地質学的時間スケールを生み出すことを可能にするだろう。

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