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宇宙:太陽面爆発の誘因となる磁場環境の特徴と予測
Nature 514, 7523 doi: 10.1038/nature13815
コロナ質量放出の原因となる物理的機構は、主に低いコロナ領域における三次元磁場構造を知ることが難しいため、ずっと分かっていない。現在、2つの有力なモデルが現れている。1つ目は、ねじれたフラックスロープが平衡状態から逸脱する、すなわち不安定となり、次にその後生じた再結合が質量放出を駆動するというものである。2つ目は、新しいフラックスロープが、爆発それ自体の間にアーケード(アーチ状の磁力線の一群)の磁力線再結合の結果として形成されるというものである。この2つの機構のどちらについても、それを裏付けるとする観測結果が報告されている。本論文では、ねじれたフラックスロープが放出を引き起こすことを立証し、第一のモデルを裏付けるモデリングについて報告する。我々はコロナ質量放出を観測した後、4日前からその領域内で観測された光球磁場を境界条件として使用し、磁場構造を決定した。磁場は爆発前にゆっくりと進化するので、事実上定常解として扱うことができる。我々は、4日目にフラックスロープが形成され、成長する(その自由エネルギーを増す)ことを発見した。続いてこの解は、磁束消失現象のような光球の変化で駆動される条件下で力学的にモデルを時間進化させる初期条件となる。この構造に蓄えられた磁場エネルギーがあまりにも高いと、平衡状態は不可能であり、フラックスロープが上向きに「絞り出す」ように動く。その後に続く再結合が質量放出を駆動する。

