Article 進化:エチオピアで発見されたヒト族の足の新たな化石は、鮮新世の二足歩行適応の種類が複数あったことを示している 2012年3月29日 Nature 483, 7391 doi: 10.1038/nature10922 アフリカ東部で新たに発見されたヒト族の足の部分的な骨格から、後期鮮新世初頭のヒト族には複数の歩行運動適応が存在したことが示唆されている。今回我々は、約340万年前の足のいくつかの新たな要素が、形態および推測される歩行運動適応の点で同時代のアウストラロピテクス・アファレンシス(Australopithecus afarensis)と一致せず、むしろ対向可能な母趾を有するという点でAu.アファレンシスより年代が古いアルディピテクス・ラミドゥス(Ardipithecus ramidus)に近い種に属することを示す。このことは、後期鮮新世初頭のアフリカ東部に複数のヒト族種が存在していたことを示唆するだけでなく、Ar. ラミドゥス様の歩行運動適応を遂げた種が後期鮮新世まで存続していたことをも意味している。 Full Text PDF 目次へ戻る