Perspective 地球:コンドライト様地球に対する反証 2012年3月29日 Nature 483, 7391 doi: 10.1038/nature10901 地球の142Nd/144Nd比はコンドライト隕石から推測される太陽の比率より大きく、地球のケイ酸塩の組成が「コンドライト様」であり、コンドライトに見られる難揮発性元素の比と同一であるとする現代地球化学の基本的な仮定に疑問を投げかけている。このことを含めたいくつかのマントル地球化学のパラドックスに対するよく知られた説明は、液相濃集元素に富んだマントル深部の隠れた層というもので、これはマントル・プリュームにより運ばれる熱流量とは一致しない。したがって、地球を形成した物質がコンドライト的ではないか、惑星形成の後半において衝突浸食によって物質が失われたかのどちらかであろう。 Full Text PDF 目次へ戻る