Letter

宇宙:太陽風末端衝撃波面における磁場

Nature 454, 7200 doi: 10.1038/nature07029

超音速の太陽風から亜音速のヘリオシースへの遷移は、ボイジャー1号によって観測されたが、予測された末端衝撃波面は遠隔計測の途切れのために観測されていない。本論文では、日心距離83.7 AU(1 AU は地球-太陽間の距離)で、2007年8月31日から9月1日にボイジャー2号によって観測された末端衝撃波面の磁場構造と力学的性質について報告する。衝撃波面の横断は単回で、衝撃波面は数日の時間スケールで安定な境界をもつと予想されていた。しかしデータから明らかになったのは、複雑で波打ち構造をもつ、準垂直で超臨界的な、数時間のスケールで大きく変化する中程度の強度の電磁流体力学的な衝撃波である。観測された構造は、衝撃波面でのイオン化された星間原子(ピックアップ・プロトン)の重要性を示している。

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