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進化:エチオピアのDikikaで出土した初期人類の幼若個体の骨格

Nature 443, 7109 doi: 10.1038/nature05047

個体発生の変化を解明することは、ヒト進化の研究に極めて重要である。これまでは、ネアンデルタール人を除いて、化石人類の成長パターンは総合的に調べられていなかった。それは、個体発生の若齢期にある頭骨の成長と頭骨より後方部分の成長の両方を示す化石標本が、現在のところ欠如しているためである。本論文では、エチオピアのDikika調査区域で発見されたアファール猿人(Australopithecus afarensis)の、極めて保存状態のよい330万年前の子どもの部分骨格について報告する。この3歳ほどの女子と思われる子どもの頭骨からは、同種の大部分の特徴が成長のこれほど早い段階でも明白であることがわかる。この知見には、典型的なアフリカ産類人猿の形態を備えた舌骨など、鮮新世の人類記録でこれまで知られていなかった多くの骨格要素が含まれている。下肢から得られた足やその他の証拠から、二足歩行をしていたことの確証が得られるが、ゴリラ様の肩甲骨や長くて湾曲した手の指骨は、アファール猿人の運動様式レパートリーにおける樹上性行動の重要性に新たな疑問を投げかけるものだ。

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