Review Article 医学:中枢神経系による摂食量と体重の制御 2006年9月21日 Nature 443, 7109 doi: 10.1038/nature05026 エネルギー必要量の変化に応じて摂食量を調節する能力は、生存のために必須である。最近の研究の進展から、体脂肪貯蔵量の変化を摂食行動の適応調整へと結びつける分子レベル、細胞レベルおよび行動レベルの作用機序についての手がかりが得られている。この恒常性調節機構の生理的な重要性は、そこの主要ないくつかの要素のどれが機能障害に陥っても重度肥満が生じることで明らかである。こうした新たな情報から、世界的な肥満の蔓延について考察するための枠組みとなる生物学的背景が得られ、治療的介入や将来の研究に向けてとりうる多くの道筋が見えてくる。 Full Text PDF 目次へ戻る