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宇宙:太陽型恒星を取り巻く温かいダストの起源は微惑星間の激しい衝突と考えられる

Nature 436, 7049 doi: 10.1038/nature03853

我々の太陽系にある小惑星間で生じる緩慢だが継続的な衝突からは、黄道光(ダストが反射した光)として知られる非常に細かいダストの雲が生成される。若い太陽系では、そのような衝突はより多く起こったので、ダストの生成率は何倍も大きかったはずである。しかし、太陽よりもはるかに若い星を囲む黄道帯にあるはずの大量のダストは、ほとんど見つかっていない。数百個の主系列星の周りをダストが軌道運動していることが知られているが、このダストは低温で、海王星軌道の外側のカイパーベルトに類似した領域を起源とする。多くの探査にもかかわらず、地球近傍の黄道帯ダストに似た温かい(>120 K)ダストを示す主系列星は数個しか見つかっていない。したがって、我々の太陽系で地球型惑星の軌道に対応する恒星周囲の領域で、天体間の衝突という形で起こった惑星形成の痕跡は見つかっていない。本論文では、太陽型恒星であるBD+20 307(HIP 8920、SAO 75016)の周囲にある、異例に多量の温かく小さなケイ酸塩ダスト粒子について報告する。ダストの組成と量は、近傍の惑星によって摂動を受けた軌道をもつ小惑星あるいは他の「微惑星」との間で最近生じた頻繁な、もしくは大規模な衝突によって説明できる可能性がある。

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