Research Press Release

肺がんに関連する遺伝子多様体

Nature Genetics

2012年11月12日

非喫煙者の女性における肺がんに関連する遺伝子多様体について報告する論文が、今週、Nature Geneticsに掲載される。

非喫煙者の肺がんは、7番目に多いがんで、若年女性の患者数が多く、アジア人集団における発症率が高い。

今回、Q Lanたちは、アジアの非喫煙者の女性における肺がんの多段階ゲノムワイド関連解析を実施した。対象となったのは、アジアでの14件の研究から集められた肺がんの女性5510人と対照群(4544人)で、その後、1099症例と対照群(2913人)で追試を行い、当初の解析結果が再現された。その結果、肺がんの易罹患性に関連する3つのゲノム領域が新たに同定された。

doi:10.1038/ng.2456

「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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