注目の論文
無鉛強誘電体の特性向上
Nature Communications
2012年3月21日
Lead-free ferroelectrics enhanced
毒性のない材料の圧電特性を高める機構について報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。この新知見は、数々の技術的応用に用いることのできる高性能の非毒性圧電材料の作製に道を開くことが期待される。 実用的な用途で最もよく使われる圧電材料には、毒性元素である鉛が含まれている。今回、T Slukaたちは、「帯磁磁壁」という欠陥の果たす役割を調べることで、帯磁磁壁によって無鉛材料の圧電特性を向上させるという意外な機構を明らかにした。
doi: 10.1038/ncomms1751
注目の論文
-
9月4日
惑星科学:地震観測による火星内部固体核の検出Nature
-
9月4日
工学:橋梁が崩壊した際に支え続ける方法Nature
-
9月3日
気候変動:歴史的データが示す中国における雹嵐発生日数の増加Nature Communications
-
9月3日
環境:アマゾンの気候変容の鍵となる森林伐採Nature Communications
-
9月2日
物理学:新たな光ファイバーが通信技術を向上させるかもしれないNature Photonics
-
9月2日
神経科学:AIはブレイン・コンピューター・インターフェースの制御能力を大幅に向上させるNature Machine Intelligence