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News & Views

地球物理学:地球のダイナモは燃費がいい?

A fuel-efficient geodynamo? p.137

地球磁場を発生させているダイナモを動かすまた別の動力源についてはずっと探索が続いていた。しかし今回示された計算結果と実験結果を総合すると、こういうものを探す必要は結局のところなかったのかもしれない。highlights 参照。

doi: 10.1038/429137a

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シグナル変換:お見事!な不活性化

Thumbs up for inactivation p.138

細胞のシグナル伝達経路は仲介物質の活性化と不活性化が適切に行われることに依存してな成り立っている。そのような仲介物質の1つであるRap1では、スイッチを切るために珍しい機構が使われていることが構造生物学の手法による新たな研究から明らかになった。letters, p.197 参照。

doi: 10.1038/429138a

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量子物理学:光子たちの絡み合いで越える回折限界の壁

High NOON for photons p.139

通常干渉像の大きさは波長と結びついているが、絡み合った光子は共同して個々の光子による干渉像よりずっと小さい干渉像を作る。回折限界を破ったのだ。highlights 参照。

doi: 10.1038/429139a

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膜輸送:二重鍵戦略

Dual-key strategy p.141

細胞内区画間での輸送の流れは細胞質のタンパク質の集合によって調節されている。膜の脂質とタンパク質の両方がかかわって、協同的に働いて調節を行っている二重の鍵管理システムの例を示す新たな研究が発表された。

doi: 10.1038/429141a

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生理学:代謝を見張るオーファン受容体

Orphan detectors of metabolism p.143

生物体内には無数といっていいほどのGタンパク質共役型受容体タンパク質が存在しているが、その多くについて機能はまだわかっていない。これらのうちの2つについて、代謝と血圧を結びつける働きをしていることがわかった。letters, p.188 参照。

doi: 10.1038/429143a

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筋肉:フィラメント滑り説の50年

The sliding filament at 50 p.145

50年前の5月、筋収縮の原理を説明する古典的論文が2つ、独立に発表された。この説が発展を続け、さまざまに枝分かれしたことを祝う会議がロンドンで開催されるが、これはNatureのweb focusにも掲載されることになっている。

doi: 10.1038/429145a

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news and views feature:老化とアルルの不思議

Ageing and the mystery at Arles p.149

我々の寿命を決める要因は何なのだろうか。簡単な生物、1個の細胞、そして哺乳動物の研究から、老化の基盤にはなにか共通の原理が働いていることが示唆されている。そして寿命をさらに延ばす方策が考え出される可能性も浮かび上がってきた。ただし、我々がそれを望むならばだが。

doi: 10.1038/429149a

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Letters

宇宙:ガスの円盤降着を介した大質量原始星の形成

The formation of a massive protostar through the disk accretion of gas p.155

doi: 10.1038/nature02507

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物理:非局所4光子状態のド・ブロイ波長

De Broglie wavelength of a non-local four-photon state p.158

doi: 10.1038/nature02552

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物理:多光子絡み合い状態による超解像度位相測定

Super-resolving phase measurements with a multiphoton entangled state p.161

doi: 10.1038/nature02493

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気候:最後の間氷期における中東の温度の季節性の増大

Increased seasonality in Middle East temperatures during the last interglacial period p.164

doi: 10.1038/nature02546

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地球:数値および室内実験のオーム損失による地球ダイナモに必要なエネルギー量

Power requirement of the geodynamo from ohmic losses in numerical and laboratory dynamos p.169

doi: 10.1038/nature02508

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生態:植物プランクトンにとって最適な窒素:リンの化学量論比

Optimal nitrogen-to-phosphorus stoichiometry of phytoplankton p.171

doi: 10.1038/nature02454

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生態:食物網の相互作用が非ランダム性絶滅の後の群集の抵抗性を左右する

Food-web interactions govern the resistance of communities after non-random extinctions p.174

doi: 10.1038/nature02515

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生理:共鳴効果は鳥類の磁気コンパスとしてラジカル対機構があることを示唆する

Resonance effects indicate a radical-pair mechanism for avian magnetic compass p.177

doi: 10.1038/nature02534

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医学:実在の都市社会ネットワークを利用した疾患大流行のモデル化

Modelling disease outbreaks in realistic urban social networks p.180

doi: 10.1038/nature02541

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神経:成体の海馬で新たに生じた顆粒細胞に見られるシナプス可塑性の増強

Enhanced synaptic plasticity in newly generated granule cells of the adult hippocampus p.184

doi: 10.1038/nature02553

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生化学:Gタンパク質共役型オーファン受容体のリガンドでもあるクエン酸回路中間体

Citric acid cycle intermediates as ligands for orphan G-protein-coupled receptors p.188

doi: 10.1038/nature02488

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生化学:アクアポリン-0膜結合により明らかにされた閉状態の水チャネルの構造

Aquaporin-0 membrane junctions reveal the structure of a closed water pore p.193

doi: 10.1038/nature02503

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生化学:GTPアーゼ活性化タンパク質Rap1GAPは触媒作用をもつアスパラギンを利用する

The GTPase-activating protein Rap1GAP uses a catalytic asparagine p.197

doi: 10.1038/nature02505

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生化学:構造的なスイッチによってD型肝炎ウイルスのリボザイム触媒反応が制御される

A conformational switch controls hepatitis delta virus ribozyme catalysis p.201

doi: 10.1038/nature02522

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