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生化学:アクアポリン-0膜結合により明らかにされた閉状態の水チャネルの構造

Nature 429, 6988 doi: 10.1038/nature02503

水晶体特異的な水チャネルであるアクアポリン-0(AQP0)は、in vivoで膜結合を形成する唯一のアクアポリンとして知られている。本研究で我々は、カルボキシ末端が切断されたAQP0を一部含む水晶体の中核部由来のAQP0が、in vivoでの結合を再現する二重層の結晶を形成することを示す。我々は電子線結晶学によって決定されたAQP0膜結合の構造を報告する。結合部分は、隣接した膜にあるAQP0分子間の3つの局所的な相互作用によって形成される。その相互作用は主にプロリン残基を介しているが、プロリン残基は異なる種のAQP0では保存されているが大部分の他のアクアポリンでは存在しない。これまでに決定されたアクアポリンの構造ではポアは開いた構造をとっているが、AQP0結合では水チャネルは閉じている。またAQP0における水分子の経路には他にもポアのくびれとなる箇所があり、これは他の既知のアクアポリン構造には見られないもので、ポアの開閉に関与している可能性がある。

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