注目の論文
感染とMAITで闘う
Nature Immunology
2010年6月28日
Fighting infection with MAITs
ほとんど知られていなかったある免疫細胞の機能と重要性が明らかになった。
粘膜関連インバリアントT細胞(mucosa-associated invariant T cell、MAIT)は、名前が示すように、主に体内の腸や肺といった粘膜表面にみられる。O Lantzたちは、この細胞をもたないマウスが、マイコバクテリウム・アブセサスなどの細菌による感染を起こしやすいことを明らかにした。ヒトの場合、結核などの感染症患者では、感染部位にMAIT細胞がみられるものの、末梢血中のMAIT細胞数が減少している。
ヒトにはMAIT細胞が数多く存在し、しかも幅広い抗菌活性をもつので、MAIT細胞の操作は、感染症に対するワクチンや治療薬の開発に重要な意味をもつ可能性がある。
doi: 10.1038/ni.1890
注目の論文
-
10月9日
気候:ヒマラヤで洪水にさらされる人口を推計Scientific Reports
-
10月8日
環境:オーストラリアの植民地化が山火事の激化に寄与した可能性Nature
-
10月8日
進化:カモノハシに似た古代の哺乳類近縁種Nature
-
10月6日
健康:痛みの増加は55歳未満で最も急激Nature Medicine
-
10月1日
生態学:蝶の翅の模様が捕食者を惑わせるNature
-
9月30日
古生物学:中国で発見された新しい羽毛恐竜Nature Communications
