注目の論文
		
			
        
		
		腸内の善玉と悪玉を見分ける
Nature Immunology
2012年4月9日
Telling the good from the bad in the gut
免疫系が、病原性を持つ腸内細菌と無害な腸内細菌とを見分ける仕組みの報告が寄せられている。
Gabriel Nunezたちは病原性細菌による感染を詳しく調べ、これを非病原性腸内細菌と比較した。腸内の貪食細胞(有害な細菌や瀕死の細胞、死んだ細胞を取り込む免疫細胞)は、1つの例外を除いて、調べた細菌すべてに対して全く応答しなかった。その例外が病原性細菌で、これだけが大量の炎症誘発性サイトカインIL-1生産を刺激した。著者たちは、腸内貪食細胞が細胞内タンパク質複合体を利用して病原性細菌と無害な細菌とを見分けていることを明らかにした。
doi: 10.1038/ni.2263
注目の論文
- 
    10月24日 化学:シベットコーヒーの秘密は化学にありScientific Reports
- 
    10月23日 生態学:一部の石サンゴが気候変動を生き延びる可能性Nature
- 
    10月21日 気候変動:米国の都市における肉の消費がもたらすカーボンコストNature Climate Change
- 
    10月16日 古生物学:アルゼンチンの恐竜たちはどのようにして首を長く伸ばしたのかNature
- 
    10月16日 古生物学:初期のホミニンの手を解明するNature
- 
    10月10日 動物の行動:犬はおもちゃにすっかり夢中Scientific Reports

