注目の論文
サイトカインの秘密が明らかに
Nature Immunology
2012年2月6日
A cytokine’s secrets revealed
ある種のT細胞から分泌されるインターロイキン-35(IL-35)は重要な免疫抑制作用をもつが、この作用がどのように生じるかのしくみが明らかになった。Dario VignaliたちはIL-35の受容体を決定し、これが既知受容体の成分をまったく新しく組み合わせたものであることを明らかにした。この受容体への結合が、独特な順序で下流の情報伝達分子の引き金となり、これらが標的細胞の抑制を引き起こす。標的細胞がT細胞の場合には、これをIL-35発現細胞へと変換し、今度はこの細胞が免疫抑制作用を示すようになる。この研究によって、免疫系がモジュラー型受容体とサイトカインの成分を異なった組み合わせで利用することによってまったく別の作用を生じさせるしくみが判明した。
doi: 10.1038/ni.2227
注目の論文
-
10月27日
生態学:海での生活に適応した装甲を持つ両生類Nature Ecology & Evolution
-
10月23日
天文学:ゴッホの『星月夜』、7月の夜空に着想かScientific Reports
-
10月22日
生態学:沿岸保護における塩性湿地の役割Nature
-
10月16日
考古学:シャニダール洞窟のネアンデルタール人遺骸に致命的な槍傷の可能性Scientific Reports
-
10月16日
気候変動:造礁サンゴ種のほぼ半数で相対的な絶滅リスクが高いNature
-
10月15日
古生物学:飛べなかったジュラ紀の鳥が初期の生態的多様性を明らかにするNature
