注目の論文
自然免疫のヘルパー
Nature Immunology
2011年12月26日
Innate helpers
免疫系の緊急応答要員である好中球は、微生物に対する抗体産生を促進するという予想外の役割も果たしているらしい。この発見から、好中球が免疫系の複数の段階で感染との戦いを支援する働きをしていることが示唆される。好中球には、有毒な抗菌化学物質が備わっており、これを感染部位で局所的に放出できる。A Ceruttiたちは、好中球が可溶性因子を放出して脾臓のB細胞を助け、より強力な抗体応答を誘導することを明らかにした。好中球とB細胞とのこの直接的な相互作用は、脾臓の辺縁帯と呼ばれる特定領域で起こる。好中球を欠失した患者では辺縁帯B細胞の数が少なく、微生物に対する抗体の産生も弱い。
doi: 10.1038/ni.2194
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