注目の論文
昆虫コロニーを成立させるもの
Nature Communications
2011年7月20日
Building an insect colony
昆虫における真社会性、すなわち、コロニーを構成する個体がコロニー全体の利益のために働くことは、女王の一雄一雌制と生殖能力のないワーカーの誕生の組み合わせを通じて進化したと結論付ける研究論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。この研究は、数多くの昆虫に見られる真社会性の進化において生態学的要因と遺伝的性質がどのような役割を果たすのかという長年にわたる問題を説明するうえで役に立つかもしれない。
今回、L FromhageとH Kokkoは、アリやハチのような昆虫のコロニーの誕生から成長、終焉までのシミュレーションを行うための数理モデルを構築した。そして、一雄一雌制と生殖能力のないワーカーの誕生(雄産性単為生殖)が相互に補強し合う形で真社会性の進化を促進しているという新たな見解を明らかにした。
doi: 10.1038/ncomms1410
注目の論文
-
10月27日
生態学:海での生活に適応した装甲を持つ両生類Nature Ecology & Evolution
-
10月23日
天文学:ゴッホの『星月夜』、7月の夜空に着想かScientific Reports
-
10月22日
生態学:沿岸保護における塩性湿地の役割Nature
-
10月16日
考古学:シャニダール洞窟のネアンデルタール人遺骸に致命的な槍傷の可能性Scientific Reports
-
10月16日
気候変動:造礁サンゴ種のほぼ半数で相対的な絶滅リスクが高いNature
-
10月15日
古生物学:飛べなかったジュラ紀の鳥が初期の生態的多様性を明らかにするNature
