注目の論文
今見た記憶
Nature Neuroscience
2012年1月30日
Remembrance of things past
Nature Neuroscience(電子版)の論文によると、脳の領域どうしの同期活動は、ものごとの視覚的記憶を短期間保つためのカギであるらしい。 G Rainerらは、サルの脳の後部にある視覚野と前面にある前頭前野の電気的活動を記録した。その間、サルにある特定の形を見せて記憶させ、別にいくつかの 形を見せてその中から自分の記憶と一致する形を示させた。 Rainerらは、動物が目で見た形を覚えようとしているとき、脳ではシータ帯とよばれるある特定の周波数域で生じる振動活動の同期が高まることを見いだした。さらに、この同期が高まるほど動物が形を覚える正確性が増すようだった。
doi: 10.1038/nn.3038
注目の論文
-
12月18日
遺伝学:ヒト染色体構造の地図Nature
-
12月17日
遺伝学:古代アンデス人は失われたラクダ科動物の系統を狩猟し、飼育していたNature Communications
-
12月12日
音楽:1973年以降、人気楽曲の歌詞はよりネガティブになっているScientific Reports
-
12月12日
海洋生態学:シャチはイルカを追跡してサケを狩るScientific Reports
-
12月11日
考古学:意図的な火起こしの初期の証拠Nature
-
12月11日
医学:断食がマウスにおける乳がんのホルモン療法への反応改善と関連するNature
