注目の論文
胚性幹細胞から複数種の運動ニューロンを生成する
Nature Communications
2011年3月2日
Subsets of neurons derived from embryonic stem cells
ヒト胚性幹細胞から複数種の運動ニューロンが作製された。この研究成果によって、運動ニューロンの発生と運動ニューロンの損傷を伴う疾患の理解がさらに深まる可能性がある。研究の詳細を報告する論文は、今週、Nature Communicationsに掲載される。今回、S Chandranらは、組成が明らかな培養条件下でヒト胚性幹細胞を培養し、ビタミンAの代謝物であるレチノイン酸がある場合とない場合で、異なるタイプのニューロンが生成されることを見いだした。Chandranらの実験では、外側カラムと内側カラムの運動ニューロンが作製された。この培養プロトコルを用いれば、より多くの種類の運動ニューロンを生成でき、今後の研究に利用できる。
doi: 10.1038/ncomms1216
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