注目の論文
多発性骨髄腫の発症リスクに関連する多型
Nature Genetics
2011年11月28日
Variants associated multiple myeloma
多発性骨髄腫との関連が認められる遺伝的多型が同定された。この成果を報告する論文が、Nature Genetics(電子版)に掲載される。 多発性骨髄腫は、骨髄中の形質細胞のがんで、骨腫瘍の形成につながる。これは、2番目に多い血液学的悪性腫瘍であり、65歳以上の男性の発症率が最も高い。 今回、R Houlstonたちは、英国とドイツでの研究を合わせて、1,675人の多発性骨髄腫患者と5,903人の健常者(対照)についてゲノムワイド関連解析を行った。その結果、多発性骨髄腫の発症リスクに関連する2つのゲノム領域が同定された。この結果からは、多発性骨髄腫に対する感受性に関係する経路が示唆されている。
doi: 10.1038/ng.993
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