注目の論文
ヒトADHDに結びつく遺伝子
Nature Medicine
2011年4月18日
Gene linked to human ADHD
脳のタンパク質GIT1をコードする遺伝子の特殊な型がヒトの注意欠陥多動性障害(ADHD)に関連するとの報告が寄せられている。
ADHDは多動性と学習、記憶障害を特徴とし、子どもと成人、両方に見られる。 E Kimたちは、GIT1遺伝子の多型(遺伝子の型)の1つがヒトADHDのリスクを増加させることを発見した。おそらくは、GIT1タンパク質の発現量を低下させるためだろう。GIT1欠失マウスはADHDに似た行動を示すが、この症状は、ヒトのADHDの治療に用いられる精神刺激薬によって緩和される。また、このマウスは抑制性神経伝達にも異常がある。この異常が、GIT1のADHDに関連する多型をもつ個体に見られる行動異常を引き起こす機構の1つである可能性が示唆される。
doi: 10.1038/nm2330
注目の論文
-
10月27日
生態学:海での生活に適応した装甲を持つ両生類Nature Ecology & Evolution
-
10月23日
天文学:ゴッホの『星月夜』、7月の夜空に着想かScientific Reports
-
10月22日
生態学:沿岸保護における塩性湿地の役割Nature
-
10月16日
考古学:シャニダール洞窟のネアンデルタール人遺骸に致命的な槍傷の可能性Scientific Reports
-
10月16日
気候変動:造礁サンゴ種のほぼ半数で相対的な絶滅リスクが高いNature
-
10月15日
古生物学:飛べなかったジュラ紀の鳥が初期の生態的多様性を明らかにするNature
