注目の論文
古代のメタン放出と関連がある海底アスファルト火山
Nature Geoscience
2010年4月26日
Submarine asphalt volcanoes linked to ancient methane emissions
カリフォルニア南部の海岸沖におけるアスファルト火山活動は、数千年前に記録された高濃度の海水中メタンの原因となっていた可能性があると、Nature Geoscience(電子版)に発表される。溶岩を噴出するほかの海底火山とは異なり、アスファルト火山は大量のメタンと共に劣化した石油を放出する。
D Valentineらは、カリフォルニア州サンタバーバラ沖に、7つの活動をやめた海底アスファルト火山を発見した。深海潜水艇と無人潜水船を用いて、彼らは小丘の形状と組成を研究した。採取した資料は、小丘が地下に蓄積されていて4万4000年前から3万1000年前の間に海中に噴出したアスファルトから出来ていることを明らかにした。噴火の際に放出された石油とガスの体積は、これまで説明されていなかった、当時のサンタバーバラ海岸の海水中に存在していたと考えられているメタンとタールの増加量を説明することが可能である。
doi: 10.1038/ngeo848
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