注目の論文
人類起源エアロゾルにより形成される珊瑚成長
Nature Geoscience
2013年4月8日
Coral growth shaped by anthropogenic aerosols
人間活動により生成された微粒子の大気中への濃縮は20世紀後半にカリブ海の珊瑚成長を形成したという報告が今週オンライン版に掲載される。この発見は、エアロゾル由来の地域的な気候変動が珊瑚の成長を支配する重要な要因であることを示唆している。
Lester Kwiatkowskiらは、1880年から2000年の間にカリブ海の二つの地点で珊瑚の成長変化を駆動した要因を、観測データとモデルシミュレーションを用いて評価した。1950年から現在に向かっては珊瑚成長の変動は海面水温変動と、人類起源のエアロゾル放出により起きる入射太陽光の変動と一致している。研究者等は、将来のカリブ海の珊瑚成長を予測する上で微粒子は温室効果ガス放出と海洋酸性化と共に考慮されるべきであると示唆している。
doi: 10.1038/ngeo1780
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