注目の論文
下流効果
Nature Climate Change
2012年10月29日
Downstream effects
米国コロラド州の河川流域では、気候変動によって上水道の質に影響が生じており、それが、昆虫による樹木の枯死を介したものであることが判明した。この研究結果を報告する論文が、今週、Nature Climate Change(オンライン版)に掲載される。
今回、K Mikkelsonたちは、キクイムシの被害を原因とする広範囲にわたる森林の激減によって、キクイムシ被害を受けた流域から浄水施設に流れ込む消毒剤の有害な副産物の量と有機炭素の総量が、影響を受けていない河川流域よりも著しく多いことを明らかにした。このことは、気候変動によって生態系の動態が変化し続けているなかで、常時観察の必要な影響項目に水質も加えるべきことを示している。
doi: 10.1038/nclimate1724
注目の論文
-
1月13日
生態学:霊長類における同性行動に関連する社会的および環境的要因Nature Ecology & Evolution
-
1月9日
環境:ライン川には年間最大4,700トンのごみが流れているCommunications Sustainability
-
1月8日
古生物学:モロッコのホミニンの化石が現代人の出現を解明するNature
-
1月7日
惑星科学:エウロパにおける地殻変動は起こりそうにないNature Communications
-
1月6日
気候変動:グリーンランドのプルードー・ドームは完新世の温暖期に溶けたNature Geoscience
-
12月17日
遺伝学:古代アンデス人は失われたラクダ科動物の系統を狩猟し、飼育していたNature Communications
