注目の論文
初期人類の居住地を分析する
Nature Communications
2011年12月21日
Analysing the early human habitat
アラミス(エチオピア)の樹木が散在する草原で、初期人類が河岸の森に居住していたことを示唆する研究が発表される。これまでの解釈では、初期人類が川から遠く離れた森林環境に居住していたとされるが、この新知見は、それとは対照的な内容となっている。初期人類の居住地を特定することは、二足歩行の発達など、初期人類の進化上の疑問を解明するうえで重要だ。 Ardipithecus ramidus(ラミダス猿人)は、ミドルアワシュ(エチオピア)で化石が発見された440万年前の初期のヒト族だ。今回、R GaniとN Ganiは、ラミダス猿人の居住地について研究し、その居住地に大きな川と河岸植生があったとするデータの解釈を示している。その結果、ラミダス猿人は、サバンナ地域の河岸に居住していたことになる。ラミダス猿人の居住地を解明することは、初期人類の進化に関する諸説を評価するうえで役立つと考えられる。
doi: 10.1038/ncomms1610
注目の論文
-
9月16日
考古学:すべての道がローマにつうじるわけではない――ローマ帝国の道路網を探るNature Communications
-
9月11日
考古学:中国南西部で明らかになったデニソワ人の生活Nature
-
9月1日
健康:熱波による米国の健康負担Nature Health
-
8月25日
天文学:小さな赤い点は、単なる点以上のものかもしれないNature Astronomy
-
8月20日
天文学:天の川銀河のブラックホールの自転を感じとる恒星Nature
-
8月20日
気候:南極氷床の質量損失減速は一時的な現象である可能性Nature
