注目の論文
地球温暖化は「確かに」起こっている
Nature Climate Change
2011年11月7日
Global warming ‘confirmed’
この10月、Berkeley Earth Surface Temperatureプロジェクトが、これまでで最も包括的なデータ解析結果に基づいて、地球が温暖化しているという結論を示した。このプロジェクトは、気候変動の懐疑論者からも一部資金援助を受けて運営されている。 Nature Climate Change(電子版)に掲載されるインタビュー記事で、このプロジェクトのディレクターであるカリフォルニア大学バークレー校(米国)の物理学者R Mullerは、気候変動懐疑論者の懸念にはもっともな点があると話し、その理由を率直に述べている。そして、Mullerは、Charles G. Koch Charitable Foundationからの資金を受け入れた理由についても説明している。Charles G. Koch Charitable Foundationは、人為的な地球温暖化という考え方を受け入れることに反対するロビー活動に資金を供給している財団だ。 今回のデータ解析は、1,450万件を超える月例観測結果を対象とし、その結果は、NASAやそのほかのグループによる温暖化を示す測定結果と一致していた。「今回の解析結果で、一部の懐疑論者が地球温暖化の現実に関する考え方を変えるかもしれない、と私は考えています」とMullerは語った。
doi: 10.1038/nclimate1292
注目の論文
-
5月15日
気候:玄武岩はより環境に優しいセメントの鍵となるかもしれないCommunications Sustainability
-
5月14日
気候:複合的な極端気象が炭素収支の再考を迫る可能性Nature
-
5月7日
生態学:花粉媒介者は小規模農家の健康と収入を支えているNature
-
5月5日
気候:大気中のマイクロプラスチックが地球温暖化の一因となるかもしれないNature Climate Change
-
5月5日
天文学:冥王星の類似天体の周囲に薄い大気がある証拠Nature Astronomy
-
4月23日
疫学:コウモリ由来コロナウイルスがヒト細胞に侵入する経路を特定Nature
