注目の論文
プリュームモデルに衝撃?
Nature Geoscience
2008年8月25日
A jolt to plume models?
中国の峨眉山大規模火成区底部にある広範な岩石堆積物は、これまでは急速に隆起したドームから流れ出した堆積物と解釈されてきたが、溶岩と海水との相互作用の結果として形成されたらしい、とNature Geoscience(電子版)に発表される論文が示している。この発見は約2億6,000万年前に峨眉山洪水玄武岩の噴出の引き金となったマントルプリュームと関連させるモデルの主要な仮説に疑問を投げかけている。
I U PeateとS Bryanは、詳細な地質野外調査を実施して、峨眉山地域の底部における岩石の物理的特性を記載した。彼らは、最も初期の噴出は海水面か、あるいはその近くで生じたことを発見した。プリュームモデルの特徴である、噴出の前に起きた広範なドームや地表の隆起の証拠は見つからなかった。
研究チームは、峨眉山地域では火山活動の初期にプリュームが原因の隆起は起きなかったと結論している。
doi: 10.1038/ngeo281
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