Nature ダイジェスト

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CRISPRの謎

2017年3月号 (Vol.14 No.3)

ゲノム編集ツールとして注目を集めるCRISPR系。この機構の特徴的な繰り返し配列を最初に報告したのは、大腸菌ゲノムを調べていた大阪大学の研究者で、1987年のことだった。その後、この領域にはウイルスの塩基配列が記憶されていることが分かり、現在は、原核生物がウイルス感染に対抗するために進化させた「適応免疫」と考えられている。だが、それ以外の機能が存在することや、利用しているのは一部の原核生物に過ぎないことが明らかになり、生物学的な謎はますます深まっている。

今月号の目次

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特別公開記事

News: 「ぶんぶんゴマ」が遠心分離機に

昔ながらの玩具「ぶんぶんゴマ」をヒントにした手動遠心分離機が開発された。血液サンプルの処理やマラリア原虫の分離を、電気なしで安価に行うことが可能だ。

News: 反水素原子の分光測定に成功

物理学者の離れ業により、反物質原子による光の吸収が初めて測定され、基礎物理学の前提となっている理論が検証された。

News: 脊髄損傷サルに歩行を取り戻させた装置

歩行時の脚の動きに関する脳の信号を無線で下部脊椎に送信することで、脊髄を損傷したサルが再び歩けるようになった。

その他の特別公開記事

教材活用事例

Nature Video を授業の教材として活用されている事例をご紹介いたします。この教材で使用されているビデオの関連記事はNature ダイジェスト に掲載されています。詳しく解説されていますので、教員の皆さまの活用事例としてだけでなく、高校生、大学生、大学院生の皆さまが背景を理解するのにも役立ちます。この教材で背景をつかんだ上でNature ダイジェストをご覧いただきますと、科学をさらに深く楽しんでいただけます。

探査機の行く手は惑星プロキシマb

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2016.161011

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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