Nature ハイライト

古生物学: 水鳥型恐竜の出現

Nature 552, 7685

水陸両生の鳥類様恐竜<i>Halszkaraptor</i>の想像図。
水陸両生の鳥類様恐竜Halszkaraptorの想像図。 | 拡大する

Credit: Lukas Panzarin

モンゴルの白亜紀層で新たに発見された恐竜は、鳥類様恐竜の新規な亜科に属し、水中生活に適応していたと考えられる。A Cauたちは今回、水陸両生性を示す可能性のあるいくつかの独特な特徴を持つ小型獣脚類Halszkaraptorを記載している。シンクロトロンによるスキャンからは、ドーム状の頭部、ハクチョウに似た長い頸部、くちばしに似た吻部の他、少なくともある程度の時間を水中で過ごしていたことを示唆する複数の適応が明らかになった。著者たちは、今回発見された恐竜を、これまで謎に包まれていた断片的な別の化石標本2点と共に、新たな恐竜亜科Halszkaraptorinaeに分類した。これにより、鳥類をはじめ極めて多様な幅広い形態の恐竜からなる獣脚類マニラプトル類の系統が、よりいっそう多彩なものとなった。

Letter p.395
doi: 10.1038/nature24679 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年12月21日号の Nature ハイライト

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