Nature ハイライト

医学:HIVを阻止する

Nature 441, 7093

エイズウイルスであるHIV-1がマクロファージに感染し、免疫応答におけるマクロファージの働きが低下すると、HIV-1はクロマチンに自身のcDNAを組み込む。このことから、感染過程には細胞の核膜が極めて重要だと考えられる。この予想が、HIVは内核膜の構成成分であるエメリンを欠くマクロファージには感染しにくいという知見によって確かめられた。つまり、エメリンとウイルスのcDNAとの相互作用を阻害する小分子は、HIV感染の防止に役立つ可能性がある。

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