Nature ハイライト

Cover Story:未来を照らす:「ヒトゲノミクスの時代」の最初の10年を考える

Nature 470, 7333

ヒトゲノム計画により、ヒトゲノム概要配列が公表されてから今月で10年になる。これを記念して、今週号にはヒトゲノミクスに関する重要な総説3つが掲載されている。ゲノムを「未来を照らす灯り」と見立てた表紙は、そのうちの1つ、ゲノム医学の将来の展望について論じている米国立ヒトゲノム研究所のE Green、M Guyereたちのもの(p.204)に関連している。一方、ヒトゲノム計画に発足当初からかかわってきたE Landerは、これまでのヒトゲノミクスの成果を振り返り、将来の展望を語っている(p.187)。E Mardisは、ゲノム研究のこの10年間の急激な進歩を可能にしたシーケンシング技術について論じている(p.198)。

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