Nature ハイライト

Cover Story:ナノワイヤー光源の開発:ナノフォトニクス用の生物に優しい波長可変光源

Nature 447, 7148

光の特性をナノメートルスケールで操作するナノフォトニクスは、遠隔通信、コンピューターやセンシングの分野を革新する可能性がある。新しく開発された波長可変なナノワイヤー光源は、ナノフォトニクスの発展に寄与しそうだ。この光源は生理的条件下で機能し、試料に最小限の損傷しか与えないため、バイオイメージングへの応用が特に期待できる。非線形光学的性質をもち、そのため光の波長を変換できる無機材料であるニオブ酸カリウムを使ったこの光源を光ピンセットによって安定に保持し、試料を走査した。得られた画像は、光の波長以下の分解能での試料構造を明らかにしている。この手法は、バイオイメージングだけでなく、高度情報技術、暗号法やシグナル処理回路にも使える。表紙は、固定したナノワイヤー光源が液体中で、色素を加えたマイクロビーズを走査する様子(Letter p.1098)。

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