Nature ハイライト

天文学:マグネターの偏光放射から真空複屈折を探る

Nature 656, 8128

量子電磁力学(QED)では、何もない空間が複屈折を示す、つまり、真空が異なる偏光度の光に対して異なる応答をすると予測されている。この現象は、マグネターと呼ばれる中性子星の一種など、極めて強い磁場が存在する場合にのみ生じる。今回R Stewartたちは、この量子真空複屈折からまさに予想されるような、X線は強く偏光しているが電波は偏光していないマグネターを発見した。長らく予想されてきたこの効果が観測されたのは、これが初めてである可能性がある。

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