Nature ハイライト
免疫学:mRNAワクチンの免疫機構
Nature 654, 8120
ヌクレオシド修飾mRNA–脂質ナノ粒子(mRNA–LNP)ワクチンは、現在までに数十億回も投与され、ワクチン分野の様相を様変わりさせたが、その作用機序については、いまだ解明すべき点が多く残されている。今回のReviewでN PardiとM Locciは、mRNA–LNPワクチンが免疫系によってどのように感知され、免疫系がそれにどう応答するのかについて分かっていることは何か、そして将来のワクチンプラットフォームでmRNA–LNPワクチンをどのように最適化できるのかについて説明している。
2026年6月25日号の Nature ハイライト
免疫学:mRNAワクチンの免疫機構
人工知能:AIによる科学ソフトウエアの改善
フォトニックコンピューティング:リアルタイムのビジョン処理に向けた光学メタサーフェス
光計測学:ロックインを克服したリングレーザージャイロスコープ
医用生体工学:軽量かつ可搬式の等速性トレーニングロボット
ナノ流体工学:水中のカーボンナノチューブの光誘起量子摩擦
化学:ククルビットウリルに基づくアニオン伝導膜
多孔質材料:メソ多孔質ポリアクリロニトリル膜による原油の分別
気候科学:北極域の氷山の移動が増すと海底の生物多様性が再形成される
持続可能性:鉱業により採鉱地の34倍の面積の森林が失われる
古生物学:深海底で発見された鯨類の古く広大な墓場
集団遺伝学:ローマ帝国崩壊期の南ドイツにおける家族制度の起源
社会科学:アルゴリズムが党派的露出の不均衡を生み出す
神経免疫学:白質病変が促す灰白質炎症とミエリン再生
神経回路:次世代減量薬が快楽的摂食を抑える仕組み
免疫学:食後の代謝によりT細胞機能が高められる
がん:乳がん患者の化学療法に対する反応性にエコタイプが関連
神経生物学:発生中のニューロンの隘路遊走が引き起こすDNA損傷
生物物理学:タンパク質のコンホメーションの揺らぎの大規模決定

