Nature ハイライト

素粒子物理学:短基線ニュートリノビームによるステライルニュートリノ探索

Nature 648, 8092

今回、フェルミ国立加速器研究所(米国)のMicroBooNEコラボレーションは、第四のニュートリノであるステライルニュートリノの存在可能性を示す既存のアノマリーを検証することを目的として、液体アルゴンTPC(time projection chamber)を2本の別々の短基線ニュートリノビームにさらした際に観測されたニュートリノの解析結果を報告している。そうしたステライルニュートリノの特徴は見いだされず、既存のアノマリーは95%の信頼水準で排除された。

2025年12月4日号の Nature ハイライト

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