Nature ハイライト

腫瘍免疫学:初期の大腸がんが免疫による感知を逃れる仕組み

Nature 627, 8004

浸潤性腫瘍の初期の前悪性段階が、免疫系による破壊をどのように回避しているかは、まだ十分に解明されていない。今回、初期の大腸腫瘍は、転写因子SOX17によって調整される胎仔の腸プログラムを開始することが示された。このSOX17が駆動するプログラムは、免疫系による検出を回避するために不可欠である。

2024年3月21日号の Nature ハイライト

目次へ戻る

プライバシーマーク制度