Nature ハイライト

生化学:スプライシング機構とその進化の構造的手掛かり

Nature 624, 7992

今回、グループIIイントロンリボ核タンパク質の3種類のクライオ電子顕微鏡構造が得られ、分枝部位のアデノシンの特定、ラリアット(投げ縄)構造形成とエキソン連結に関わる分子相互作用が明らかになった。この結果は、mRNA前駆体スプライシング系の構造成分や触媒機構が進化の過程を通じて保存されてきたことを示唆している。

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