Nature ハイライト

免疫学:腸管免疫を制御する腸内細菌の脂肪酸異性化

Nature 619, 7971

今回、腸内細菌による修飾を受けた食餌由来の脂肪が、転写因子であるHNF4γ(hepatocyte nuclear factor 4γ)によるインターロイキン18シグナル伝達の調節を介して、小腸のCD4+上皮内リンパ球集団を調節することが示され、これにより、宿主の上皮細胞間の免疫学的恒常性の制御における細菌の脂肪酸代謝経路の新たな役割が明らかになった。

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