Nature ハイライト

原子核物理学:陽子のもう1つの謎

Nature 611, 7935

今回R Liたちは、トーマス・ジェファーソン国立加速器施設(米国)における電子散乱実験で得られた、電磁場下での陽子の変形に関連する量である、陽子の一般化された電磁分極率の測定結果を報告している。彼らは、理論的に説明できない動的機構の存在を示唆する10年前の異常な観測結果を裏付ける、理論予想を上回る分極率の増大を見いだした。

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