Nature ハイライト

発生生物学:分節時計の特性解析

Nature 580, 7801

初期胚形成における分節による体節形成は、未分節中胚葉の細胞間での重要な調節因子HES7の同期した振動である分節時計とカップリングしている。影山龍一郎(京都大学)たちは今回、このHES7のパターンが、分節による体節形成を駆動する振動ネットワークによって調節される仕組みを示している。この仕組みには、HES7発現の時間遅れを伴う細胞間のカップリングが関与していて、NotchとLFGNによる調節を受ける。

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