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光学・フォトニクス:メタサーフェス・レンチキュラーレンズを通した切り替え可能な2D–3Dディスプレイ
Nature 652, 8112 doi: 10.1038/s41586-026-10318-9
三次元(3D)ディスプレイは、奥行き手掛かりを与えることで没入感のある視覚体験を実現し、双方向メディアなどの用途に有用である。2D–3D切替え可能なディスプレイは、実用性を高めるために、単一のデバイスで高解像度の2Dモードと没入感のある3Dモードを切り替える柔軟性を提供する。今回我々は、メタサーフェス・レンチキュラーレンズ(MLL)によって駆動されるフルカラーの切り替え可能な2D–3D光場ディスプレイを提案する。MLLは、入射光の偏光に基づいて焦点挙動を切り替え、2D–3Dモード遷移の中核的な機構として機能する。MLLは、高い開口数を持つよう設計されており、わずか1.2 mmという極薄形状を維持しつつ、100°という著しく広い視野角を可能にしている。有効面積が25 cm2の大面積MLLが作製され、デュアル次元切り替え可能な光学デバイスとしてシームレスに集積された。これは、大面積ディスプレイ用途への本手法のスケーラビリティーを実証している。作製されたデバイスを、有機発光ダイオードディスプレイパネルに装着するだけで、鮮明な2D画像と3D画像の表示と、印加電圧による能動的切り替え機能の実現に成功した。これらの結果は、民生用電子機器と商業的応用との両方における次世代ディスプレイ技術の有望な解決策を浮き彫りにしている。

