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免疫学:末梢免疫誘導型樹状細胞は生後早期のアレルギー性炎症を誘発する

Nature 652, 8112 doi: 10.1038/s41586-026-10162-x

アレルゲンと関連するアトピー性疾患は、アレルギー疾患と同様に幼少期に発症することが多いが、アレルゲンに対する免疫応答を司る年齢依存的な機構はほとんど明らかにされていない。今回我々は、生後早期の一般的なアレルゲンへの曝露が、皮膚での17型炎症の誘発と、リンパ節でのカノニカルな2型ヘルパーT細胞感作の開始を同時に引き起こす、分岐した異なる2つの免疫応答を誘導することを明らかにした。この生後早期の17型γδ T細胞による皮膚炎は、二次的なアレルゲン曝露時にアレルギー性肺炎症の増悪のプライミングとなる。機構的には、我々は、樹状細胞(DC)を介した17型免疫の活性化が、リンパ節への遊走を必要とせずに皮膚で直接起こることを見いだし、この状態を「末梢免疫誘導型」(pii)DCと名付けた。CD301b+従来型2型DCはアレルゲンを取り込み、pii-DC状態となってIL-23を産生し、リンパ節の関与とは無関係に局所的に17型γδ T細胞を活性化する。このpii-DC状態は、生後早期の特徴である、未熟な視床下部–下垂体–副腎軸および生理学的に低いレベルの全身性グルココルチコイドによって可能となっており、グルココルチコイド受容体をDC特異的に欠失させると、pii-DCの表現型が再現された。これらの結果は、神経内分泌の成熟によって決定される発育チェックポイントを明らかにするものであり、これがin situのDC活性化と免疫誘導を可能にすることで、アレルゲンに対する年齢依存的な応答を形作る。

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