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生態学:アマゾンの高温干ばつは将来の超熱帯気候の前兆である

Nature 649, 8099 doi: 10.1038/s41586-025-09728-y

熱帯林は地球上で最も高温多湿なバイオームだが、人為起源の温暖化の継続によって、それらは現在のいかなる気候とも類似しない状態へと押しやられようとしている。熱帯域の干ばつは発生時の気温が次第に高まっており、既に強度が増しつつある。本研究で我々は、複数のデータセットを統合し、中央アマゾンの森林に対する高温干ばつの影響を評価した。その結果、第一に、択伐実験で得られた30年以上にわたる年次解像度の森林個体群動態データの記録から、強烈な干ばつの間は高木の枯死率が上昇し、これは特に木材密度が低く成長が速い先駆種で顕著であることが明らかになった。第二に、2015年および2023年のエルニーニョ干ばつ時に得られた生態生理学的な野外測定データの解析により、土壌水分の閾値(これを下回ると蒸散速度が急激に低下する)が見いだされた。この閾値を超えて無降雨日が続くと、干ばつの状況は激化し、通水障害や炭素欠乏による高木枯死の可能性が高まった。第三に、第6次結合モデル相互比較計画(CMIP6)に基づく解析から、高排出シナリオでは、2100年までに、熱帯林の広範な地域がより高温の「超熱帯」気候へと移行することが示された。さらに、超熱帯気候では、典型的な乾季の月の気温および水分の条件が、今回見いだされた干ばつ枯死の閾値をより頻繁に上回り、森林の立ち枯れのリスクが高まることになる。現在の高温干ばつは、この新たに出現しつつある気候の前兆であり、予想される将来の極端な条件下での熱帯林を研究する機会をもたらす。

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