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天文学:恒星コロナ質量放出からの電波バースト
Nature 647, 8090 doi: 10.1038/s41586-025-09715-3
コロナ質量放出(CME)は、星からの磁気を帯びたプラズマの大質量放出現象であり、太陽系の宇宙気象に最も大きく寄与する因子である。CMEは、特に親星に近い惑星では、惑星大気の散逸に重要な役割を果たす。しかし、太陽以外の星からCMEが明確に検出された例はないため、この結論についてはまだ議論の余地がある。恒星のCMEについての以前の研究では、CMEの存在は、恒星の他の種類の爆発事象の検出を通じてのみ推測されていた。高速CMEの特徴はII型電波バーストであり、これはCMEが恒星のコロナを通って惑星間空間へ移動する際に生じる衝撃波から放射される。本論文で我々は、初期のM型矮星StKM 1-1262からの、II型バーストの類似現象について報告する。このバーストは、太陽のII型バーストからの基本的なプラズマ放射と同じ周波数特性、時間特性および偏光特性を示す。我々は、M型矮星からの類似の電波光度を持つこれらの事象の発生率が、1個の星で1日当たり0.84+1.94−0.69 × 10−3であることを実証する。今回の検出は、太陽のCMEの動力学や発生率を他の星に外挿する必要がなくなったことを示唆しており、これによって、CMEが系外惑星に与える影響に関する観測的制限の確立が可能になる。

