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神経科学:長期疼痛を必要に基づいて制御するための腕傍核ハブ

Nature 647, 8090 doi: 10.1038/s41586-025-09602-x

急性の物理的傷害後の長期持続性疼痛は、慢性疼痛状態の顕著な特徴の1つである。侵害刺激や組織損傷に素早く応答するニューロン集団は、脊髄や脳の複数の神経核で特定されている。しかし、組織が治癒した後を含めて、継続中の持続性疼痛を信号化する中枢機構の解明は、いまだに課題として残っている。今回我々は、空間トランスクリプトミクス、神経操作、神経活動記録、および計算モデル化を用いて、神経ペプチドY(NPY)受容体のY1を発現する、解剖学的・分子的に多様な腕傍核のニューロン集団(Y1Rニューロン)の活動が、受傷後に高まっており、機能的対処行動を予測することを実証する。飢え、渇き、あるいは捕食者に由来する合図は、NPYの放出を介して腕傍核Y1Rニューロンを抑制することにより、損傷のタイプを問わず、持続性疼痛を抑制した。以上より今回の結果は、内因性鎮痛ハブが、疼痛応答性の腕傍核ニューロン群に存在することを実証している。

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